肌荒れの予防・改善のためには、保湿ケアが欠かせません。保湿クリームは水分の蒸発を防ぎ、健やかな肌を保つための必須アイテムです。肌荒れ予防におすすめの保湿クリームを紹介します。

肌荒れには保湿ケア！

ニキビ・乾燥・くすみ・ざらつきなどの肌荒れには、保湿ケアが肝心です。肌の一番表面にある角質層には「バリア機能」があり、紫外線やウイルス、花粉などの外敵から肌の内部を守る役割を果たしています。しかし、肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、肌はさまざまなダメージを受けやすくなります。肌荒れの予防には、保湿でしっかり潤いを満たし、バリア機能を維持することが重要です。

また、ニキビがあると保湿ケアは控えた方がよいのでは？と思われるかもしれませんが、ニキビであっても保湿ケアは必要です。肌が乾燥していると、皮膚の細胞は乾燥から肌を守るために皮脂の分泌がさかんになり、かえってニキビができやすい環境を作ってしまいます。

ニキビが気になる方は、さっぱりタイプの保湿クリームを使ったり、保湿ケアのあとにべたつく部分はティッシュで優しくオフしたりするとよいでしょう。

保湿クリームの選び方

保湿クリームを購入する際は、美容成分やテクスチャーなどから選ぶとよいでしょう。

美容成分で選ぶ

保湿成分や肌荒れ予防成分など、クリームに配合されている美容成分をチェックしましょう。保湿成分としては、角質層に存在する細胞間脂質で、肌のバリア機能を高める「セラミド」や、高い保湿力があり医薬品としても使われている「ヘパリン類似物質」などが挙げられます。

肌荒れ予防成分には、甘草の根から抽出される消炎成分「グリチルリチン酸ジカリウム」、抗炎症作用があり医薬品としても使われている「トラネキサム酸」などがあります。

テクスチャーで選ぶ

毎日使うものだからこそ、肌なじみのよさは大切です。乾燥しやすい人はしっとり感が持続する高保湿タイプ、べたつきが気になる人はさっぱりタイプなど、肌質や肌のお悩みに合わせて選ぶとよいでしょう。

肌荒れに効くおすすめ保湿クリーム8選

肌荒れ予防に効果的なおすすめの保湿クリームを8選紹介します。

エトヴォス（ETVOS）モイストバリアクリーム

ヒト型セラミドが潤いを守り、使い続けるほどに本来のみずみずしい肌へと導きます。7種のモイストバリア成分を配合しており、これが第二の皮膚となって肌を覆うことで、乾燥や花粉、PM2.5などの肌に負担をかける外敵から肌を守ります。界面活性剤やシリコンは不使用なので、敏感肌の人にもおすすめです。

ヒルドケア オールインワンジェル

保湿力が高いヘパリン類似物質を配合したクリームです。肌荒れ予防成分であるグリチルリチン酸ジカリウムも配合しており、保湿と肌荒れ予防にWで働く保湿クリームです。のびがよくサラッとしたテクスチャーで、顔だけでなく全身の保湿クリームとしてお使いいただけます。200gの大容量サイズで、コスパを重視したい人におすすめです。

キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

セラミド機能成分とユーカリエキスが角質層の奥まで浸透し、肌の潤いを満たしてバリア機能を高めます。肌荒れを繰り返す人、季節の変わり目に肌のゆらぎを感じやすい人におすすめです。しっとり高保湿なのに軽いつけ心地で、1年中使える保湿アイテムです。

テアテ（TE:ATE） モイスチャージェル

肌荒れを予防する「オウバクエキス」を配合しています。このほかにも、抗炎症成分やターンオーバー促進成分などの美容成分をカプセルに凝縮、使うたびにカプセルが弾けて、美容成分が角質層に浸透します。

ビーグレン b.glen QuSomeモイスチャーゲルクリーム

美肌菌（肌に存在する常在菌）にスポットをあて、美肌菌が働く環境を整える美容成分を配合しています。油分と水分のバランスを整える成分や、肌荒れを防ぐ効果があるナイアシンアミドなどの成分も使用し、肌のバリア機能をサポートして美しい肌へ導きます。

イニスフリー ブラックティーユースエンハンシングクリーム

抗酸化作用があるブラックティーを、12時間もかけて抽出した成分を配合しています。ダメージにさらされた肌のリカバリーをサポートし、肌荒れを予防します。濃密なテクスチャーが角質層の奥まで浸透し、肌に艶を与えます。肌刺激テスト済みで、敏感肌の人でも使いやすいアイテムです。

HACCI ハッチ 発酵液クリーム

保湿効果があり栄養豊富な高品質のハチミツを使用しています。オレンジ花のはちみつに含まれる「サッカロエキス」が、肌のバリア機能を整えます。みつばちが作る自然の恵みで肌に潤いを与え、肌荒れに負けない肌作りをサポートします。

MRB薬用ホワイトクリーム

抗炎症作用があり、肌荒れやニキビを予防する有効成分「トラネキサム酸」を配合した保湿クリームです。肌の潤いがつけた後もずっと続き、外的ストレスから肌を守ります。シミを予防するビタミンC誘導体、美白と保湿を兼ね備えた独自処方「バイオピュアブラン」も配合しており、健やかで美しい肌へと導きます。

まとめ

肌荒れを防いで健やかな肌をキープするためには、しっかり保湿ケアすることがポイントです。自分にあった保湿クリームを見つけて、肌荒れを予防しましょう。