【顔と首編】正しい日焼け止めの塗り方をマスターしよう

顔に塗る女性
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毎日日焼け止めでUVケアしているつもりでも、塗り方が正しくないと効果が半減してしまいます。今回は特に年中UVケアが必要な、顔と首の日焼け止めの塗り方を解説します。日焼け止めを塗る前の注意事項、日焼け止めの選び方についても紹介します。

まずは日焼け止めを塗る前にチェック!

日焼け止めの効果を高めるためには、日焼け止めを塗る前のチェックポイントを押さえておきましょう。

しっかり保湿できているか

肌が乾燥していると、肌は水分の蒸発を防ぐために皮脂の分泌が活発になります。その状態で日焼け止めを重ねてしまうと、皮脂により日焼け止めが落ちたり、メイクが崩れたりする原因になります。

さらに、しっかり保湿できている方が、肌がもつバリア機能が高まり、紫外線のダメージにも強くなります。日焼け止めを塗る前に、化粧水と乳液またはクリームで肌に潤いを満たしておきましょう。

日焼け止めを使う量は適切か

べたつきやコスパが気になって、日焼け止めを控えめに使っているという方もいるのではないでしょうか。日焼け止めは、適量を塗っていないと十分な効果を発揮できません。パッケージに使用量の目安が記載されているので、適量を守って使いましょう。

顔と首の日焼け止めの塗り方

日焼け止め

顔と首の正しい日焼け止めの塗り方を説明します。

基本的な塗り方

いきなり顔全体に塗るのではなく、ムラや塗り忘れを防ぐために、特定のポイントにまずは日焼け止めを置き、そこから全体に塗り広げるのがおすすめです。

  1. 適量を手に取り、両ほお・額・鼻・あごの5点に置く
  2. 5点のポイントから、顔全体に塗り広げる
  3. ①と②をもう一度繰り返し、重ね付けをする
  4. 顔に使った量よりも少し多めを手に取り、首元の下から上に向かって塗り広げる

顔と首周辺で塗り忘れやすい場所

顔と首の周辺で塗り忘れやすいのは、眉間、まぶた、小鼻、耳、髪の生え際、首の後ろなどです。塗り忘れがないように、意識してUVケアしましょう。

パフを使う方法

「日焼け止めで手が汚れるのがイヤ」「塗りムラがないか心配」という方は、パフなどのスポンジを使って塗る方法がおすすめです。顔全体に均一に塗れるうえ、手が汚れないので忙しい朝でも簡単に紫外線対策ができます。

基本的な使い方は指で塗る方法と同じです。パッケージに記載されている適量をパフのうえに出し、まずは両ほお・額・鼻・あごの5点に置いて、そこから顔全体に塗り広げます。首も同じく、下から上に向かって塗り広げてください。

こまめな塗り直しも忘れずに!

日焼け止めは、汗や皮脂などで落ちてしまうと紫外線の防御効果が低下してしまいます。2~3時間おきを目安に、日焼け止めを塗り直すように心がけましょう。出先などで塗り直しが難しい場合は、メイクのうえからでも顔に吹きかけられるスプレータイプの日焼け止めを使うのがおすすめです。

日焼け止めの基本

外にいる女性

日焼け止めにはさまざまなテクスチャーがあります。日焼け止めの基本的なポイントを押さえて、賢くUVケアアイテムを選びましょう。

テクスチャーの種類と特徴

日焼け止めには、「クリーム」「ミルク」「ローション」「ジェル」などのテクスチャーがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

クリーム:保湿力が高く、化粧下地として使えるタイプもあります。肌にしっかり塗れるのがメリットですが、その分クレンジングを使って落とす必要があります。

ミルク:クリームよりは水分が多く、みずみずしくさらっとした塗り心地です。べたつきが少なく、肌によくなじみます。

ローション:水分が多く、広範囲に塗り広げやすいのが特徴です。使いやすいですが、その分落ちやすいので、室内で過ごす日や、紫外線用が少ない秋冬などの紫外線対策に向いています。

ジェル:さらっとした使い心地で、べたつきが少ないタイプです。白残りしにくいため、メイク前のUVケアにもおすすめです。

SPFとPAとは

紫外線からの防御力を表す指標には、SPFとPAがあります。

SPF:UVB(肌に炎症を起こし、主にシミの原因になる紫外線)に対する防御力を表す指標で、1〜50+までの値があります。夏に日焼けして黒くなるのは、UVBの働きによるものです。

PA:UVA(肌の内部にダメージを与え、主にシワやたるみなどの原因になる紫外線)に対する防御力を表す指標で、「+」~「++++」の4段階で表されます。UVAは冬でも夏の半分ほどの紫外線量があるため、1年を通してUVケアが欠かせません。

紫外線対策を考えると、SPFやPAの値が大きいほど効果は高いですが、その分肌への負担は大きくなります。日常使いや冬場の紫外線対策であれば、SPF20~30、PA+++で十分です。UVBが強くなる夏場や、長時間紫外線にさらされるレジャーなどでは、SPF50+、PA++++のものがよいでしょう。

まとめ

紫外線対策には、UVケアアイテムを正しく使うことが重要です。正しい日焼け止めの塗り方をマスターして、紫外線から肌を守りましょう。

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