春のメイクは落ちやすいって本当?長持ちさせるコツを紹介
春のメイクを長持ちさせるためには、毎日の対策が必要です。「せっかくきれいにメイクしたのに、すぐに落ちてしまった」そんな経験がありませんか。原因は春ならではの事情が関係している可能性があります。スキンケアの方法やNG行動などを参考に、春のメイクを長持ちさせていきましょう。
春のメイクが落ちやすくなる2つの原因
不安定な天気
春のメイクが落ちやすくなってしまう原因の1つと言えるのが、不安定な天気です。春は高気圧と低気圧が交互にやってくるため、天気が不安定になりがち。
急に大雨が降ってジメジメしたり、逆に空気が乾燥したりする日も少なくありません。そのため肌の状態が安定せず、肌のターンオーバーが阻害されたり皮脂が過剰分泌されたりしてしまいます。
肌のターンオーバーが阻害される→古い皮脂が残り続け、メイクのノリが悪くなる
皮脂が過剰分泌される=メイクに皮脂(油分)が混じって、落ちやすくなる
天気と肌とは密接に関係しています。春にメイクが落ちやすくなるのは、春ならではの天気事情が関係しているといえるでしょう。
汗
春の暖かい気候により汗が発生しやすくなり、汗と一緒にメイクが流れてしまうことがあります。メイクは多くが粉と油分によって成り立っているため、水の影響に弱いのが特徴です。
汗に含まれるのは99%が水分のため、メイクに汗が当たるということは水をかけているのとほとんど変わりません。汗によってメイクが落ちてしまうのは、自然な流れといえるでしょう。
春のメイクを長持ちさせるためのコツ
スキンケアを徹底する
まずやっていきたいのが、スキンケアの徹底です。春の不安定な天気によって、肌はボロボロです。肌のバリア機能の低下で、乾燥や吹き出物など肌トラブルを抱えやすい状態になっていることも。
肌の水分キープを助けてあげるスキンケアを行い、対策をしていくことが重要です。スキンケア商品の特徴を把握し、正しい順番で使っていきましょう。
◆1番目.化粧水の役割
化粧水は肌のうるおいを助け、皮脂の分泌を整える役割を持っています。春は乾燥によって肌のうるおいが失われがちのため、時間が無いときでも化粧水だけは使っておくようにしましょう。
化粧水+美容液など、複数の役割を持った化粧水も販売しています。忙しいときは、複数の効果が期待できる化粧水を使ってみるのも1つの方法です。
◆2番目.美容液
美容液とは、化粧水だけでは足りない効果を補強するためのスキンケア商品です。保湿・くすみ対策・しわ対策など、さまざまな目的を持った美容液が販売されています。
美容液は一般的に化粧水の後に使いますが、化粧水の前に使う商品もあるため注意が必要です。
◆3番目.乳液
乳液は肌に油分を足すことによって、水分が蒸発するのを防ぐ役割を持ったスキンケア商品です。化粧水でうるおいのキープを助けても、蒸発してしまっては効果が期待できません。
乾燥しやすい季節である春に使ってみて欲しいスキンケア商品です。
化粧下地を念入りに
化粧下地を念入りに行い、メイクが落ちにくい状態にしていきましょう。化粧下地をしっかりと行えば、メイクが馴染みやすくなります。メイクが馴染めば、汗や皮脂の影響があっても簡単には落ちません。
化粧下地をする際のポイントとして、スキンケアを行った後の待ち時間が挙げられます。スキンケアを行った後に、すぐに化粧下地をしてしまっていませんか。
スキンケアを行った直後の肌はベタベタと湿っているため、すぐに化粧下地をしてしまうと肌になじみません。後にメイクをした際に、ムラができてしまう恐れがあります。
スキンケアをした後は、少なくとも2~3分は待ってから化粧下地をしていくのがおすすめです。
汗・皮脂に気付いたらすぐに拭く
汗・皮脂はメイクの大敵!気づいたらティッシュやあぶらとり紙を使って、すぐに拭いてしまいましょう。注意点として、ティッシュやあぶらとり紙を肌に強く押し当てるのはやめておいたほうが安心です。
メイクを落としすぎてしまったり、皮脂を取りすぎてしまったりする恐れがあります。押し当てるのではなく、なぞるように拭いていきましょう。
顔を触らない
外出時や家でのんびりしているときに、顔を触っていませんか。実はメイクを落としてしまうNG行動です。指にも皮脂は存在するため、触っただけでも少しずつメイクが落ちてしまっているのです。
指にはさまざまな汚れや雑菌も存在するため、清潔にしていない状態で触り続ければ肌荒れの原因にもなります。肌を守るため、顔を触るのは極力避けるようにしましょう。
春のメイクを長持ちさせるポイントは基本を守ること
不安定な天気や気温など、春はメイクが落ちやすい環境が整っています。そのためほかの季節では化粧崩れを心配したことが無い人でも、春はメイクの問題を抱えがちです。
大切なのはメイクが落ちやすくなる原因を知り、メイクの基本を守っていくこと。朝はどうしてもバタバタしがちですがグッとこらえて、化粧下地を念入りに行っていきましょう。
朝の時間を奪われることになりますが、メイク直しの時間の短縮につながるため後に時間をかけてよかったと感じられますよ。