喉に生姜がいいのはなぜ?有効成分とおいしい摂取法

健康

風邪予防に良いと言われている生姜は、喉のケアにもおすすめの食品です。なぜ喉が痛いとき、違和感があるときに生姜を食べるといいのか?その成分のパワーについてご紹介します。さらに生姜をおいしく摂取する方法についてもご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

 喉を殺菌する生姜の成分とは

生姜には喉の痛みを和らげる働きがあります。生姜に含まれる「ジンゲロール」という成分には殺菌作用があるため、喉の痛みの原因を殺菌する効果が期待できるのです。

ジンゲロールが炎症を抑えることで、喉を楽にしてくれるでしょう。ジンゲロールは乾燥させた生姜よりも生の状態の方が多く含まれているため、新鮮な生姜をすぐに食してください。

ジンゲロールには血行促進作用があるため、手先まで体を温める働きもあります。喉に違和感がある時、乾燥した冷たい空気で傷んでしまったときには、体の中から温める生姜のパワーで、大切な喉を冷やさないようケアしましょう。

生の生姜をおいしく摂取する方法

喉が痛いときには生の生姜が良いとはいうものの、そのまま食べるのは抵抗がありますよね。
そんなときには生姜をすりおろしてはちみつと混ぜ、お湯で割って飲むのがおすすめです。

はちみつにはグルコン酸と呼ばれる殺菌作用のある成分が含まれているため、生姜に含まれているジンゲロールとの相乗作用によって、喉の痛みを和らげることができるでしょう。

新鮮な生姜をすりおろしたら、すぐに飲むようにしてください。生姜単体ではピリッと辛みがありますが、優しい甘さのあるはちみつと合わせることで、ほどよいアクセントになります。

体の芯から温めるホットドリンクは、喉からくる風邪予防にもおおいに役立つもの。「冷たい空気を吸って喉が痛んでしまった」「人混みの中を歩いたので風邪やインフルエンザの感染が心配」そんなときにすりおりし生姜を摂取しておけば、喉が炎症を起こす前にケアすることができます。

ただし加熱しない生姜を大量に摂取すると、一時的に体を温めた反動で冷やしてしまうこともあります。冷え性の方は過剰に摂取しないよう、注意してください。

まとめ

生姜は古来では漢方薬に使用されていたほど、優れた有効成分が含まれた食品です。手軽に手に入りやすいため、喉が心配なときにすぐにケアすることができるでしょう。

はちみつとあわせて摂取するなどして上手に活用し、天然の成分でやさしく喉をケアしてくださいね。

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