【専門家インタビュー】美容皮膚科・美容外科・長谷川先生のシワやシミ、たるみと行った年齢を重ねることによって生じるお肌の悩みを改善!
シワやシミ、たるみと行った年齢を重ねることによって生じるお肌の悩み・・・今回は美容クリニックで脱毛、ダーマペンなど様々な施術を行う長谷川先生から、お肌の加齢を日常的にどうやってケアできるのか?また、シミ、シワの悩みが多い方がやってしまっている日頃の習慣について教えていただきました。
トータルケアよりも成分がシンプルなものを選ぶようにしています。
-今日はよろしくお願いいたします。先生がご自身の美容において、日常的に何か気をつけていることはありますか?
サプリや化粧品を選ぶ時なのですが、新しい成分にあまり気を取られないことですかね。どんどん新しい商品は開発されていきますし、製品に書いてある成分表示もどこまで信用できるかは、商品によって異なると思います。そう考えると、長く売れている出来るだけ大手のものを使った方が間違いがないのかなと。
あと、これは好みにもよると思いますが、個人的には様々な成分が1つの製品に入っている”トータルケア”化粧品よりも、シンプルなものを選択する様にしています。万が一使用中にアレルギーを起こしてしまった場合にどの成分が原因だったかがわかりにくくなってしまうので。
食事の面であまり厳しくルールを作ったりはしていません。オーガニックは個人的には好きで摂ってるんですけどね(笑)。バランスよく食事して睡眠を取って、ストレスをためないという生活が一番だと考えています。
-有り難うございます。日常生活として運動では何かされていますか?
運動は定期的に行うようにしていますね。筋肉をつけるために、パーソナルジムへ週に2日ほど行っています。運動の前後ではプロテインやBCAAを摂ります。
他にもランニング、ゴルフ、ストレッチなどを定期的に行っています。ランニングは最近は朝の日課になっていて、週に3日くらい軽く走るようにしています。朝一番に運動する事でその日の集中力を上げることができたり、頭がスッキリする感覚があります。
シミ・シワ・たるみなどのエイジングケアでは”肌に悪い”ことを”やらない”ことが大切
-よくシミ・シワ・たるみなどエイジングケアの悩みをもつ患者さんが来院されると思いますが、どのようなアドバイスをされるのでしょうか?
生活指導の面では患者さんに、こうしたら良いよとか、こう言う事をやってくださいと言うアドバイスはやらないですね。なぜかと言うと、人によって食べ物や成分については合う合わないがあるからです。例えば、糖質を食べても太らない人もいれば、脂質の吸収にも個人差がありますよね。
ただ、患者さんの日常生活についてヒアリングしていると、肌のお悩みを持っている方は、よくインスタントラーメン、コンビニのおにぎり、加工食品、お菓子など、添加物の多い食品を食べてたり、睡眠不足な方などはよくいらっしゃいます。こうした肌の老化を促してしまう様な習慣は避けるようにしていただければとアドバイスしています。
肌の調子が最近よくないと考えられている方は食事や睡眠など、生活習慣を見直すことで改善できる方も多くいますので、基礎的な部分をしっかり整えていただいて、治らない場合はぜひ美容クリニックまでご相談に来てくださいね。
-特にお肌のコンディションが悪いと言う方が取りがちな悪習慣はありますか?
お肌のコンディションが悪くなる場合、洗顔が1つ原因になっていると考えています。女性は毎日メイクをしますし、しっかりメイクや顔の汚れを落とすことは大切です。まず、洗顔の回数は1日1回、多くても2回朝晩ですね。1日に2回洗顔をするとお肌が乾燥してしまう場合は1回で十分であると思います。
洗顔のやり方としては、とにかくお肌を擦りすぎないことが大事です。私はクレンジングはジェルタイプのものを使っていますが、クレンジングや洗顔料を選ぶ場合は、出来るだけ顔を擦らなくてもきちんと汚れを落としてくれたり、落としたあともお肌が突っ張りにくいものを選ぶと良いですね。もちろん洗顔料を使う場合はよく泡立ててから使用するようにしましょう。
エイジングケアはホームケアと美容クリニックの施術を上手に利用することが早く対処するコツです。
-お肌のエイジングケアについて、オススメの成分や施術などがあれば教えてください。
ビタミンAやビタミンCなど、美肌に効果的であると証明されている成分はあります。ただ、シワ、シミなどを出来にくくするために大事なことは、外からこうした成分を取り入れることだけでなく、エイジングの悩みがある部分に美容施術によるアプローチもぜひ積極的に利用して欲しいと考えています。その方がスピーディに悩みが解決できることが多いです。
シミや小ジワといった症状は、悩みが出た段階で一番手っ取り早く対処できる方法がレーザーや最近流行りのダーマペンですね。その後ホームケアとして、ビタミンAやビタミンCと言った成分が入った美容液で栄養を補いながら、お肌を小まめに保湿してあげること。
基本的なスキンケアをした上であれば、ドクターズコスメ、ハイドロキノンなど、医薬品指定されている化粧品も効果的です。ただハイドロキノンなどは濃度にもよりますが、使い続けると肌には負担になり炎症を起こしてしまう場合もあるので注意しましょう。
先生、有り難うございました。