ダイエットって、本当に続かないなぁと思うことありますよね。
しかも、ダイエットが続かない人って、自分の周りにダイエットが上手くいっている人がいると本当にストレスになってしまったりしませんか？なんで私は上手く行かないんだろう？ なんて。

固い決意のもと、完璧に計画を立てて、しっかりと頑張れるように目標も作って、そしてがむしゃらに頑張ってダイエットしようとしたのに。……なぜだが続かない。実はそれ、まじめな人にありがちなダイエットの失敗例なんですよね。

ダイエットは過酷なものだと思いすぎている。

ダイエットがうまくいかない人の特徴として、ダイエットは過酷なものだと思いすぎている面があります。

苦しさの量が体重減につながる？

体重を減らすためにどれだけ苦しい思いができるのか。
そんな感覚でダイエットをしている人って結構いて、つらい思いをしないと痩せないと思いこむばかりに痩せることよりつらい思いをすることが目標になっていたりするひとがいます。

しかし、それでは息苦しくて続きませんし、そもそもストレスはダイエットの大敵です。
そして大事なことですが、苦しい思いをしたら確実に痩せるというわけでもありません。

下手をすると、無駄な努力をしたせいで、逆効果にすらなってしまうのです。

解決法はダイエットを論理＆効率的に考える。

論理的といっても、難しい理論が必要とかじゃないんです。

そうではなくて、自分の太り方のタイプ、痩せたい部位、目指すべき最終的な体型、他には、人間はどうして太っちゃうのか……なんかをきちんと知ることからはじめるんですね。

そして、そこだけをしっかりと対処するようにする。さらに、痩せるために必要ではないところでしっかりと自分を甘やかして休ませてやることで、ダイエットを続ける体力と気力を保っていく。

ただただ頑張るのではなく、そのまじめさを、効率の方に向けていくことが大事なんですね。
楽をするのではなく、効率的に痩せるという目標なら、まじめなあなたも納得できるはずです。

ダイエットはサボったら地獄だと思っている。

ダイエットがうまくいかないまじめな人は、サボるということをなにか罪のように考えている人がいますよね。

サボりの罪として太ると思いこんでいる

ダイエットを習慣的にこなしていく。
これはダイエットをするうえでたしかに重要なことではあるんですが、習慣を作っていくまでには、人間は結構長い時間がかかります。

今日はじめて、すぐに習慣が出来上がることはないんですね。
しかし、ダイエットがうまくいかない人は、この習慣をはじめから完璧にこなそうとしすぎて少しでもやるべきことをサボってしまうと過度に罪悪感を感じるんですね。

まるで、失敗の罪で体重がどんと増えるような錯覚になるんです。

プランは長期で立てるべし

ダイエットでこのような完璧主義に陥るまじめな人というのはとにかくプランが短期的なんですね。
本当は、ダイエットの習慣も、そしてしっかりと健康に痩せていくためにも、そのためにはけっこう長い時間がかかるものなのです。

そして、じつは長い時間かけて習慣化させた結果痩せるほうが、リバウンドしにくかったりもします。
大切なのは短期間で痩せることではなく、長期間かけてしっかりと痩せやすく太りにくい体を作っていくこと。

ですから、プランは長期的に立てていきましょう。
途中で失敗しても、まだ先は長いから、と思えるくらいに。

自分に対する期待値が高い

そしてまじめな人の特徴の極めつけがこれ、目標高すぎ問題です。

目標が高すぎる

まじめな人のダイエットとの特徴で一番多いのが、目標の高さ。

たしかに、ダイエットをしていく上で100点満点を目指していくというのは間違った方法ではないのですが、それは100点目指して70点を取るで満足できる人の方法。

100点を目標にしたのだから100点取らなきゃ！という人には向かない方法です。先程、プランは長期で立てるべきと書きましたが、目標高い系の人はこの長期プランの先にとんでもない大きな目標を掲げる人が多いんですね。

富士山をふもとから頂上をだけを見つめて登山したら、途中で疲れるのは当たり前です。

長期プランに到達点と通過点を用意する

この解決策は、富士山のように1合目から10合目までを設定するとうまくいきます。

つまり、短期で大きな結果を望まずに必ず長期でプランを立てておいて、途中に通過点として小さなクリアしやすい目標を立てるといいんですね。そしてそれを通過点として、確実に1個ずつクリアしていく。

そうして、自分が着実に到達点である最終目標まで近づいているのを実感していくことが、効果的なダイエットを長く続ける秘訣。

無理をしないことをしっかりと心に刻んで、細かい通過点を用意しておくわけです。

まじめすぎて失敗する人はまじめに楽をする

まじめすぎてダイエットに失敗する人に、まじめであることをやめろと言っても、それは無理です。
完璧主義者はどんなに頑張っても完璧主義者ですし、ダイエットをするために性格を変えろと言われたら、それはダイエットより難しい。

だったら、楽をすることやサボること、目標を簡単にすることをまじめにプランに組み込めばいいのです。

きちんとした理論に基づいて、しっかりと計画を立てて、失敗しないこと、長く続けることを目標にしてまじめにしっかりと楽なプランを立てていく。ダイエットに失敗しがちなまじめな人にとっては、このまじめに楽する方法がじつは一番のおすすめなのです。