女性が腰痛になってしまう原因とは?なりやすいのはこんな人
「女性が腰痛になってしまう原因は?」「どんな人がやりやすいの」そんな疑問を感じていませんか。女性の腰痛には、男性とはまた違った事情が関係しています。
女性の腰痛の原因を詳しく知っていれば、普段から対策がしやすくなるでしょう。女性の腰痛に関する知識を知り、ぜひ普段から対策を意識してみてください。
20代・30代・40代の女性に多い腰痛の原因
20代・30代・40代の女性に多いとされているのが、腰椎椎間版ヘルニアによる腰痛です。腰椎椎間版ヘルニアとは、腰への負担の積み重ねによって起こる症状のこと。働き盛りに多いとされています。
20代~40代は仕事・家事・子育てと、忙しくなる年齢です。知らずに腰への負担が大きくなり、気づいたときには重症化していることも。
腰痛の原因を調べていて、初めて腰椎椎間版ヘルニアについて知る女性も少なくありません。
40代以降になってくると・・・
40代以降になると、腰椎椎間版ヘルニアだけではなくさまざまなリスクが発生します。たとえば更年期障害による女性ホルモンの変化・筋肉の衰え・食生活の変化によるカルシウム不足が考えられるでしょう。
女性が年齢を重ねると、身体面・精神面ともに大きな変化が起こります。「そろそろ身体に変化が出てくるかも」そんな心構えが必要です。
腰痛になりやすいのはこんな人
腰痛になりやすい人には、ある特徴があります。「自分って腰痛になりやすい人?」と疑問に感じたときの目安にしてみてください。
強いストレスを感じている
腰痛を感じている人は、強いストレスを抱えている傾向があります。強いストレスを感じていると、自律神経の乱れによって副交感神経が活発に活動。
筋肉が緊張して腰への負担が大きくなります。「緊張すると、身体の節々が痛くなる」そんな経験をしたことがありませんか。原因は筋肉の緊張が関係している可能性があります。
座り仕事をしている
座り仕事をしている人は、同じ姿勢で同じ動作を繰り返します。そのため身体の血行が悪くなり、腰痛の原因になる場合も。たとえば事務・ライター・テレフォンアポインターの仕事をしている人は注意が必要です。
自分に合わないマットレスを使っている
腰痛の大きな原因を作り出すといわれているのが、自分に合わないマットレスです。マットレスが硬すぎれば身体の負担となり、逆に柔らかすぎても腰が沈み込み負担となります。
腰痛の原因を作り出さないためには、身体にしっかりとフィットするマットレスを使う必要があるのです。
腰痛対策のために今日からできる3つのこと
腰痛対策を効率的に行うためには、ポイントを絞っていくことが大切です。まずは無理せず、できることから実践していきましょう。
ストレス発散方法を見つける
ストレス発散方法を見つけて、自律神経を安定させていきましょう。ストレスの発散方法は人それぞれです。家庭菜園をしてみる・自然の多い公園に行く・趣味に没頭する。
自分に合った方法でストレス発散することで、腰痛対策になります。「どんなストレス発散方法が自分に合っているのか分からない」そんなときは、「自分の好き」をノートに書いてみてはいかがでしょうか。
女性は仕事・家事・育児によって、ストレスを感じがちです。そのため物事を楽しむ心の余裕を失い、衝動的なストレス発散に走る人もいます。
(必要ないものを買ってしまう・食べ過ぎてしまうなど)
気持ちに少し余裕があるときにノートに「自分の好き」を書いておくと、自分に合った方法でストレスを発散できるようになります。
会社の椅子を変える
「座り仕事で腰が痛いから辞めたい」と考えていても、現実的に仕事を辞めるのは簡単なことではありません。仕事を辞めるのが無理なら、椅子を変えることを会社に相談してみるのも手です。
適切な体圧分散がされる椅子を使用すれば、腰への負担が軽くなります。会社によって方針がさまざまなため、状況に合った説得の仕方を考えていく必要があるでしょう。
たとえば
・会社「予算の都合上、椅子を変えるのは難しい」→自腹で購入します
・「椅子を変えることに、メリットがあるとは思えない」→椅子を変えることによって、どれだけ生産性が上がるかをプレゼンする
マットレスを変える
専門のアドバイザーがいる店に行き、自分に合ったマットレスを購入するのがおすすめです。マットレスとの相性は使う人の身長・体重、ほかにも寝る姿勢によって大きく変わってきます。
「昔は自分に合ったマットレスだったけど、今は合っていない」そんな状態になっているかもしれません。正しい知識を持ったアドバイバーの話を聞きながらマットレスを選べば、失敗するリスクの軽減につながるでしょう。
寝具関連の資格には、さまざまな資格が存在します。「寝具の相談に乗ってほしい」そんなときは、資格を持ったスタッフがいる店に行ってみるのも1つの選択です。
腰痛の原因は身体の変化にある可能性も!早急に対策を
腰痛は非常に奥が深く、さまざまな原因によって起こります。普段の習慣の見直しによって改善される場合もあれば、医師の診断が必要な場合も。
婦人科系の病気によって腰痛が引き起こされるケースも考えられるため、「たかが腰痛」と油断するのは危険です。
身体のサインを見逃さず、腰痛が発生したらすぐに対策、場合によっては医師にも相談していきましょう。