唇の乾燥に悩んでいる人は必見！乾燥の原因とその対策法とは？

2020.06.10

お悩み・症状

痛くてヒリヒリする唇の乾燥。気になっている人も多いのではないでしょうか。唇の乾燥にはいくつかの原因があって、知らないうちに悪化させる行動を取っている恐れがあります。

この記事では、唇が乾燥する原因や対策法、ほかにも日常で行いがちな唇に対するNG行動について紹介しています。「唇の乾燥を改善したいけど、何をしたらいいのか分からない」こんな悩みを感じている人は参考にしてみてください。

唇が乾燥する原因とは

唇が乾燥する原因は、主に3種類存在します。それぞれの原因を知って、自分に当てはまっていないかをチェックしていきましょう。

唇は外の空気や口の開閉による物理的な刺激といった、多くのリスクにさらされています。そのため唇を手入れせずに、そのまま放置すると状態が悪化する可能性も……

元々唇は乾燥しやすい特徴があるため、定期的に保湿する必要があるのです。唇の乾燥が気になったときは、普段の唇に対するケアを見直す良い機会といえるでしょう。

外出する際に唇は紫外線を浴びるため、日焼けによって水分を失ったり乾燥したりすることがあります。日焼けをした唇は炎症を起こして、状態が悪くなってしまう場合も。

とはいっても、身体に使っている日焼け止めを唇に塗るのは難しいですよね。そんなときは、日焼け止めの役割を担っているリップクリームを検討してみてください。

通常のリップクリームに比べて数は少ないですが、UVカットしてくれる商品が販売しています。ただリップクリームは、口の開閉によって落ちる可能性がある商品。定期的に塗りなおしをして、UVカットを長続きさせることが重要です。

唇はとてもデリケートな場所なので、ちょっとした刺激物でも影響を及ぼす場合があります。たとえば塩分が多い食べ物・アルコール・香辛料を使った食べ物など、唇にとって刺激になる食事は避けたほうが無難です。

唇が乾燥する原因を知ったら、次は対策法を実践していくことが大切です。今日からできる手軽な方法を紹介するので、自分に合ったやり方を検討してみてください。

はちみつパックは、はちみつを使った唇の保湿法です。はちみつには唇にうるおいを与えるアミノ酸や、殺菌作用があるグルコン酸といった成分が含まれています。

はちみつとラップを使うだけという、簡単な方法のため気軽に挑戦できるのが特徴。準備に時間がかからないので、忙しい人にも向いています。注意点として、はちみつに対してアレルギーがある人は、かえって唇の状態が悪くなる恐れがあります。念のためパッチテストを行っておきましょう。

はちみつパックのやり方
1.はちみつを唇に適量塗る
2.唇をラップで保護して、10分程度放置する
3.ラップを外して、ティッシュやコットンではちみつを取ったらぬるま湯で唇を洗う

普段から口紅を直接唇に塗っていないでしょうか。口紅にはさまざまな色素や香料が使われているため、人によっては刺激になってしまう場合も。そのため口紅を使う際は、直接ではなくリップクリームの上から塗るのをおすすめします。

「そんなの二度手間になって大変じゃない」分かります。特に忙しい朝の時間帯は、メイクに時間をかけられない人もいますよね。そんなときは、色付きのリップクリームを検討してみてください。

色付きのリップクリームはリップクリームなのに、口紅と変わらないくらいに鮮やかな色を持っている商品です。メーカーによっては何色も展開していることもあり、選ぶ楽しさがあります。

唇を外の刺激から守るために、マスクを着用してみるのも1つの方法です。マスクを使って口を覆うことで、唇の乾燥を防ぐのに役立ちます。唇に塗ったリップクリームが乾くのも予防してくれるため、何かと便利なアイテムです。

唇の状態が悪くなると、乾燥もしやすくなるもの。唇を良い状態に保つためには、普段からの注意が必要です。誰もがついやってしまいがちな日常のNG行動を把握して、備えておきましょう。

「唇が乾燥したから、なめて保湿する」ついやってしまう行動です。しかし唇をなめるこの行動……実は間違っています。唇をなめた直後はうるおいを感じても、唾液の蒸発によって元々あった水分も失われてしまうのです。そのためさらに唇を乾燥させてしまうことに……唇をなめるのは、なるべくやめておくことが大切です。

唇をかんで皮をむくと、出血やヒリヒリの要因になる可能性があります。唇の皮をむきやすくなっている＝うるおいがなく乾燥しているともいえる状態。唇を痛めつけるのはやめて、リップクリームで保湿することが重要です。

唇の乾燥には季節・生まれつきの体質・暮らしている環境といった、さまざまな要因が関係してきます。しかし自分の何気ない行動が、唇の乾燥を悪化させてしまう可能性も……

唇の乾燥は、日常の行動によって予防・改善できる場合があります。唇が乾燥する原因や対策法を知って、それでも改善しないようなら医師への相談を検討してみてください。