くせ毛の原因とは？くせ毛の種類から対策法まで徹底解説する

2020.06.12

お悩み・症状

くせ毛の原因が分からず、もやもやした経験がないでしょうか。「くせ毛ができて困っている」「くせ毛のせいで、毎日が憂鬱……」こんな悩みを抱えている人が少なくありません。

くせ毛対策をするには、まずその原因を知っていくことが大切です。この記事では、くせ毛の原因をさまざまな視点から解説。くせ毛の種類や改善に役立つ知識も紹介しています。

「くせ毛に困っているけど、どうしたらいいか分からない」そんな人は、ぜひ参考にしてみてください。

くせ毛の原因はこれだった！？

くせ毛の原因として考えられるのが、生活環境によるものです。生活環境が乱れれば、身体に影響。身体の乱れは、髪の毛の美しさに関係してきます。

ストレスや生活環境の変化などが原因でホルモンバランスが乱れ、髪の毛の状態を悪くしている恐れがあります。ホルモンバランスが悪くなると、加齢によるくせ毛が進行。

通常よりも、早くくせ毛が現れる可能性が高くなります。元々くせ毛ではなかったのに、髪の毛の状態が気になるようになった……こんな人は、最近生活に変化がなかったかを考えることが大切です。

栄養不足の状態が続くと、爪や髪の毛といった身体の末端部分に栄養が行き届かなくなります。（身体の状態を保っていくのが優先されるため）

髪の毛に必要な栄養が不足すれば、髪の毛のハリ・コシがなくなりくせ毛が発生。パサつきやうねりも懸念されます。食生活が乱れていないか、1度チェックしてみましょう。

毛穴のつまりによって、生えてくる髪の毛の状態が悪化。髪の毛にゆがみが生じて、まっすぐに生えてこなくなる恐れがあります。頭皮環境が悪くなる習慣（睡眠不足・脂っぽい食事の取りすぎ）をしていると、毛穴のつまりが発生しやすくなるので要注意です。

一言にくせ毛といっても、その種類はさまざまです。自分がどのくせ毛に該当するのかを知って、髪の毛の状態を把握しておきましょう。

縮毛
強くうねったチリチリとしたくせ毛です。アフロヘアーのような状態になるため、ヘアアレンジをするのも難しくなるのが特徴。くせ毛の中でも最もうねりが強いとされ、頭全体を守っているかのような印象になります。

波状毛
波打っているかのような、やわらかくうねっているくせ毛です。小さなウェーブ・大きなウェーブと、さまざまな形のくせ毛が発生します。元々の髪質がやわらかい人に多く、くせ毛としては軽いほうです。

捻転毛
髪がくるくるとねじれているタイプのくせ毛です。くせ毛とは分かりづらいため「ちょっと傷んでいるだけ？」と油断してしまう人も……髪の毛を伸ばして、重みがある状態にすると改善するケースがあります。

連珠毛
髪の毛の長さにポツポツとしたバラツキがあり、熱に弱い特徴を持ったくせ毛です。熱の当て方によっては切れてしまうため、扱いに注意する必要があります。キレ毛のリスクも存在する、4種類の中で最も注意が必要なくせ毛です。

見れば見るほど気になる困ったくせ毛を、何とか改善したい！そんな人は、3つの対策法を試してみませんか？自分ですぐにできる対策法から、プロの手を借りる対策法まで。知っていると得する、くせ毛の対策法を紹介します。

くせ毛の対策法として、基本になるのがブローです。くせ毛の原因や種類にもよりますが、ブローだけでも見た目が改善する可能性があります。

1.シャンプー後に、タオルドライをする
2.ドライヤーを使って、全体の3割を乾かす
3.手櫛で髪の毛をやさしく引っ張りながら、ドライヤーを使って7割程度乾かす
4.温風・寒風を繰り返しながら、髪の毛全体を乾かしていく

髪の毛に薬剤を使って、ストレートにしていく方法です。手軽な一方で、数か月で戻ってしまう欠点も存在します。プロに頼む方法・自分で市販品を使ってする方法と、選ぶことができるのが特徴です。

縮毛矯正は、薬剤と専用の機械を使って髪の毛をストレートにする方法です。髪の毛に熱を与えるため、ストレートパーマに比べて傷みやすいのが特徴。その分、ストレートパーマと違って持ちが良いので、髪への負担の少なさか長持ちか……どちらを優先させるか悩むところです。

くせ毛が目立ってきたら、すぐに解決したいと考えるのは自然な感情。しかしくせ毛の原因や対策法を知らずに自己流でやってしまうと、なかなか改善しない恐れがあります。たとえばくせ毛の原因が生活環境の乱れにあるのに、髪の毛をストレートに伸ばすことだけに一生懸命になる。

これでは根本的な解決にはなりませんよね。くせ毛を改善していくためには、まず原因を知ってから対策法を考える必要があります。この記事では、くせ毛の解消に役立つさまざまな情報を紹介していきました。

くせ毛に関する知識を知って、効率的に対策を行っていきましょう。