顔の紫外線対策の鍵はベースメイクにあり!迷ったときのメイク法

スキンケア

「顔の紫外線対策にメイクが重要なのは知っている」「でも何に注意すれば良いのか分からない」そんなときはベースメイクに注目してみてください。

ベースメイクがしっかりしていれば、後は自分の個性を活かすだけ。メイクのノリも良くなり、紫外線に怯えずに済みます。ベースメイクのポイントを知っていきましょう。

まず知っておきたい!紫外線対策が必要な理由

「そもそも紫外線対策は何のために必要なの?」主に3つのポイントが関係しています。紫外線対策を怠ると、思わぬトラブルが起こってしまう場合も・・・

皮膚がんの予防

肌が紫外線の影響を受け続けると、皮膚がんのリスクを高めるとされています。紫外線が細胞のDNAを傷つけることで細胞の修復を困難にし、突然変異のきっかけを作りだしてしまうのです。

皮膚がんは一般的に自覚症状が無く、気づいたときには症状が悪化している場合もあります。身体の健康を保つため、紫外線対策は重要といえるでしょう。

肌のシミ対策

肌が紫外線を受け続けることによって、肌への悪影響を防ぐためメラニンが発生します。肌に発生したメラニンは、通常なら排出されるため問題ありません。

しかしターンオーバーの乱れや年齢が原因でメラニンが排出されなくなると、シミとなって残ってしまいます。シミ対策を効率的に行うためには、紫外線を防いでいくことが大切です。

肌の老化スピードを軽減する

紫外線は肌の老化スピードを上げ、シワの原因を作り出します。肌のハリに影響が出ることによって、さらにシワが深くなってしまう恐れも。美肌の実現のため、紫外線対策は重要といえます。

紫外線対策に役立つベースメイクのポイント

紫外線対策を効率的に行うためには、ベースメイクの作り方を熟知している必要があります。化粧下地や日焼け止めの使い方が間違っている可能性も。

化粧下地や日焼け止めの使い方ひとつで、紫外線対策の質はグッと上がります。

化粧下地+日焼け止めのダブル使いがおすすめ

化粧下地だけ、日焼け止めだけを使っている人は注意が必要です。化粧下地は、メイクのノリや持ちを良くする役割を持っています。そのため紫外線対策としてはいまいち・・・

日焼け止めは肌を紫外線から守る役割を持っています。肌をきれいに整えるためには、日焼け止めを使うだけでは不十分といえるでしょう。

紫外線対策を徹底するなら、化粧下地+日焼け止めのどちらも使うことをおすすめします。

化粧下地よりも日焼け止めを先に使うのが吉

日焼け止めをする前に、化粧下地を使っていませんか。化粧下地はメイクのノリを良くする役割を持っているため、上から日焼け止めを使ってしまうとメイクを維持する効果が薄れます。

日焼け止めが、化粧下地を落としてしまうリスクも考えられるでしょう。日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順番で、ベースメイクを整えていくと安心です。

日焼け止め効果のあるファンデーションを使って

日焼け止め効果のあるファンデーションを使っていきましょう。日焼け止め効果のあるファンデーションには、SPFやPAの記載がされています。

SPF=UVB(紫外線B波)対策に効果的

PA=UVA(紫外線A波)対策に効果的

UVBは肌の炎症の原因となり、PAは肌の黒ずみや弾力を失わせる原因となります。「なぜ紫外線対策をしていきたいのか?」イメージしながら、ベースメイクを作っていきましょう。

日焼け止めの塗り方

紫外線対策で重要となるのが、日焼け止めの塗り方です。日焼け止めをそのまま使ったり大量に使ったりしてしまうと、肌荒れの原因になる恐れもあるため注意しましょう。

まずは保湿ケアから

日焼け止めを使う前に、化粧水・乳液・美容液といった基礎化粧品で肌を整えていきます。日焼け止めにはアルコールが使われている商品も多く、そのまま使うと肌にダメージを与えてしまう場合も。

肌にダメージがあると紫外線の影響を受けやすくなり、メイクのノリにも影響が出ます。紫外線対策を強化するには、保湿ケアが不可欠といえるでしょう。

日焼け止めを手のひらに広げておく

日焼け止めをそのまま肌に使っている人は要注意!日焼け止めをそのまま肌に使うと、出しすぎて規定量を超えてしまう恐れが高くなります。規定量を手のひらに出し、広げてから使うことが大切です。

日焼け止めの規定量の目安は、クリームならパール2粒分・ローションなら1円玉2枚分。

紫外線対策のためベースメイクの徹底を

「紫外線対策を意識するのは夏だけ」「ほかの季節は油断してしまう」そんな人も少なくないでしょう。紫外線は1年中降り注いでいるため、夏だけ紫外線対策をすれば良いというものではありません。

紫外線量は夏をピークに、ほかの季節でも1/2以上の量が存在すると考えられています。(UVAの場合)夏を除く季節の紫外線量も決して低いとは言えず、1年を通してベースメイクを徹底していく必要があるのです。

「紫外線対策によって、肌の美しさを保ちたい」「将来にわたってきれいを維持したい」そんなときは、ぜひベースメイクの作り方を参考にしてください。

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