日焼け止めは何時間おきに塗り直せばいい?正しいUVケアのポイント

日焼け止めを手に出す
スキンケア

「日焼け止めはこまめに塗り直すのがポイント」とよく聞きますが、具体的に何時間おきに塗り直せばよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、日焼け止めクリームを塗り直す時間、さらに覚えておきたい正しいUVケアのポイントを解説します。

日焼け止めは何時間おきに塗り直しが必要?

日焼け止めクリームを塗り直す時間の目安と、塗り直すときのポイントを解説します。

日焼け止めは2~3時間おきに塗り直すのがベスト!

結論からいうと、日焼け止めクリームは2~3時間おきに塗り直すのがよいでしょう。理由の一つは、汗や皮脂、洋服との擦れなどで日焼け止めクリームが落ちてしまうからです。

また、日焼け止めクリームのなかには、紫外線を吸収して赤外線などのエネルギーとして放出させてUVをカットする「紫外線吸収剤」を配合しているものがあります。紫外線吸収剤は、一定量の紫外線を浴びると効果が低下してしまうため、高い効果を保つためにも、2~3時間おきに塗り直すのがおすすめです。

こまめに塗り直すのが難しいときは

とはいえ、朝に日焼け止めクリームを塗って、その後2~3時間おきに塗り直すのは現実的に難しい人もいるでしょう。急な外回りがあったときに、「塗り直さなきゃ!」とはいっていられませんよね。特に顔は日焼け止めクリームの塗り直しが難しいので、朝のメイク前に塗るものは、汗や皮脂で落ちにくいものをチョイスするのが大切です。

日焼け止めクリームを選ぶときにポイントとなるのが、SPFとPAです。紫外線には、夏場に強くなりサンバーンを起こすUVBと、1年を通して降り注ぎシワやたるみの原因となるUVAがあります。UVBをカットする指標となるのがSPF(2~50+)、UVAをカットする指標となるのがPA(+~++++)です。

SPFとPAの値が大きいほどUVカットの効果は高くなりますが、その分肌への負担も大きくなるため、肌質や季節に合わせて日焼け止めクリームを選ぶとよいでしょう。

メイクのうえから日焼け止めを重ねるときは、UVカット効果があるパウダーをはたいたり、スプレータイプの日焼け止めを使ったりするのがおすすめです。また、汗をかいたらこまめに拭いて、日焼け止めが落ちないように心がけましょう。

正しいUVケアのポイント

日焼け止めを塗る女性

せっかくUVカット効果が高い日焼け止めを買っても、使い方が間違っていると効果が半減してしまいます。ここからは、正しいUVケアのポイントを解説します。

日焼け止めは多めに使う

特に顔などは、べたつきを気にして日焼け止めクリームの量が控えめになりがちです。多くの人は日焼け止めを塗る量が少ないともいわれているので、「少し多いかな」というくらいを目安に使いましょう。塗る量の目安がパッケージに記載されているので、十分な量を使ってください。

顔は数か所にわけて日焼け止めをのせる

日焼け止めクリームをいっぺんに塗ると、ムラができる原因になります。まずは日焼けしやすい頬や鼻、額などいくつかのポイントに日焼け止めクリームをのせて、そこから均一に塗り広げるように意識してください。

また、日焼けしやすいところは2度塗りがおすすめです。塗り忘れやすい首や髪の生え際、地面からの照り返しを受けやすい首やあごの裏なども忘れずに塗りましょう。

唇のUVケアも忘れずに!

UVケアで忘れがちなのが、唇です。唇が紫外線のダメージを受けると、くすんで血色が悪くなります。UVカットのリップクリームを使って、唇も忘れずに紫外線対策しましょう。

ボディに塗るときは日焼け止めを直接肌にのせる

顔に日焼け止めを塗るときは、ムラを防ぐため顔の各ポイントに少しずつのせてからのばしますが、ボディなどの広範囲に日焼け止めを塗るときは、先に手に出すとかえってムラになりやすくなってしまいます。

また、手のひらにも残りやすいため、十分な量を使用しているつもりでも、大半は手に残ってしまっていた、という可能性もあります。ボディに日焼け止めを塗るときは、チューブから直接肌にのせて、大きく円を描くように肌になじませるのがポイントです。

まとめ

日焼け止めを塗る手

日焼け止めクリームの効果を保つためには、2~3時間おきに塗り直しが必要です。塗り直しが難しい場合は、落ちにくい日焼け止めを選んだり、UVカット効果があるパウダーやスプレータイプの日焼け止めを使ったりするのもおすすめです。日焼け止めを正しく使って、紫外線から肌を守ってすこやかな肌を維持しましょう。

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