“お肌のお悩みランキング”上位!?「毛穴トラブル」の原因と対策!

スキンケア

女性にはさまざまなお肌トラブルがつきものです。その中でも多くの女性を悩ませているのが「毛穴トラブル」です。
「黒ずみ」「開き」「たるみ」といった毛穴に関する悩みは、ニキビやシミ・そばかすに次いで多いといわれています。
そこで今回は、毛穴のないお肌に憧れる女性のために、『毛穴トラブルの原因と対策』について解説したいと思います。ぜひとも本記事を今後のスキンケアに役立てて、悩みのないお肌を手に入れてください。

そもそも「毛穴」とは?

毛穴は皮脂や汗、老廃物を排出するといったよく知られた役割のほかに、体温の調節をするといった重要な役割を担っています。
一般に毛穴はお肌の美観を損ねるということで嫌われがちですが、この毛穴こそお肌を美しく保つために陰ながら活躍しているものなのです。そのため、きちんとしたスキンケアをすれば毛穴トラブルはなくなり、毛穴を愛せるようになることでしょう。
「毛穴ケア」を行うことが、赤ちゃんのような”毛穴のない”美肌を手に入れるための近道なのです。

お悩み別「毛穴ケア」をご紹介

ここからは毛穴に関するお悩み別に、それぞれの原因と対策をご紹介します。自身に当てはまる「毛穴の悩み」に注目しながら確認していきましょう。

「毛穴の黒ずみ」&「毛穴の開き」

これは10代や20代などの比較的若い女性に多くみられる毛穴の悩みです。この「毛穴の黒ずみ」は、ほかでもない角栓が原因となります。角栓とは、皮脂と汚れが混ざり合って硬くなった塊のことをいいます。この角栓は茶色っぽい色をしていますが、空気に触れて酸化すると黒くなります。

毛穴に詰まった皮脂に汚れが混じり、それが角栓となることで毛穴が黒く大きくみえるというのが「毛穴の黒ずみ」の正体です。この”黒く大きくみえる”ことに関しては、毛穴に詰まった角栓の色によるものと、角栓によって毛穴が広げられているという2つの要因が関わっています。

毛穴の黒ずみは皮脂が多く分泌される鼻筋や小鼻によくみられます。この毛穴の黒ずみでよく知られているのは「いちご鼻」です。これは毛穴の目立ったブツブツの鼻をいちごに形容したもので、触るとザラザラしているのが特徴です。この「いちご鼻」は毛穴トラブルの代表的なものといってもよいでしょう。

対策法

「毛穴の黒ずみ」に対しては、とにかく毛穴の角栓を取り除くことが大切です。「角栓を溶かして取り除くクレンジング・洗顔料」や「毛穴パック」を活用して、徹底した毛穴ケアを行いましょう。
とはいえ、皮脂を気にしすぎるあまり、洗顔をしすぎるということには注意しましょう。いきすぎた洗顔はお肌の水分を奪い、これを補うためにお肌が皮脂を過剰に分泌します。これが結果的に毛穴を詰まらせることになってしまいます。
また洗顔後は毛穴が開いているので、後の毛穴詰まりを防ぐために化粧水などでこれを引き締めましょう。

「毛穴のたるみ」

これは加齢や紫外線の影響でお肌のハリが失われ、それに伴って毛穴がたるんでしまっている状態です。これが進行すると毛穴がしずく型になることが特徴です。さらにこれが悪化すると毛穴同士がつながって「帯状の毛穴」になってしまいます。この帯状の毛穴は小じわのように見えてしまい、見た目年齢を高める原因となってしまうため注意しましょう。
「毛穴のたるみ」は30代以上の女性に比較的多くみられます。

対策法

加齢によりお肌のハリを失っていることが原因なので、徹底したエイジングケアが重要となります。エイジングケアを効果的に行うための4つのポイントは以下の通りです。

スキンケア ビタミンCやコラーゲンを配合した美容液など、エイジングケアに特化したコスメを使いましょう。
また下記のようにスキンケアの基本を押さえておくことも重要です。
クレンジング・洗顔⇒化粧水⇒美容液⇒乳液やクリーム
美容液は決して惜しまずにたっぷりと使うのがポイントです。
食事 抗酸化作用のある食品を積極的に摂りましょう。
アボカド、緑黄色野菜、大豆製品、くるみなどがおすすめです。ちなみに、ビタミンCの豊富な柑橘系の果物は夜に食べるのが良いといわれています。
睡眠 十分な睡眠は、血行を促進してお肌の老廃物を取り除いてくれます。
慢性的な寝不足はお肌のハリを失う原因となりますので、最低でも6~8時間の睡眠は確保するように意識しましょう。
紫外線対策
外出時には日傘や顔用の日焼け止めを使用するなど、紫外線対策をしっかりと行いましょう。
紫外線対策 外出時には日傘や顔用の日焼け止めを使用するなど、紫外線対策をしっかりと行いましょう。

 

終わりに

以上、多くの女性の悩みとなっている「毛穴トラブル」について解説しました。
ひとくちに「毛穴トラブル」といっても、人により毛穴の状態はさまざまであるということがお分かりいただけたと思います。
また「毛穴の黒ずみ」と「毛穴の開き」は20代を中心に、「毛穴のたるみ」は30代以上と、それぞれ年齢に影響されやすいという特徴もみられました。
以上を踏まえた上で、ご自身の毛穴タイプを見極めながら適切な毛穴ケアを行いましょう。

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