紫外線?それとも生まれつき?シミができる原因と対処法を徹底解説

スキンケア

シミといえば、“紫外線でできるもの”というイメージを持っている人も多いのでは?
実はシミにはいろいろな種類があって、発症する原因も消す方法も種類によってそれぞれ違ってきます。そこで今回は、
・シミとそばかすって同じケアで予防できるの?
・妊娠してから急にシミのようなものができるようになったけど、どうして?
・生まれつきのシミってあるの?治らないの?
といったシミに対するありとあらゆる疑問についてお答えていこうと思います。

そもそも顔にできるシミってどんな種類があるの?

女性の顔にできやすいおもなシミの種類を以下にあげてみました。
「老人性色素斑」
「炎症後色素沈着」
「そばかす」
「肝斑(かんぱん)」

代表的なシミをあげるとこれら4つの種類に分けることができます。
ちなみにシミの90%ほどが「老人性色素斑」と「肝斑(かんぱん)」で占められていわれています。

あなたが悩んでいるシミはどれ?それぞれのシミの特徴を解説

老人性色素斑

□30代くらいから目立つようになった
□左右バラバラでシミの境界はくっきりしている
□年齢を重ねるごとにシミが増えて濃くなってきた

<シミができる原因>
生まれつきのシミではなく、紫外線の影響でできるシミです。紫外線を大量に浴びるとメラニン色素の生成に排出が追い付かなくなり、それがやがてシミになっていきます。また、加齢によって肌のターンオーバーが遅くなっていくと、メラニンが排出されずに残ってシミとなってしまいます。今まで浴び続けた紫外線の蓄積が肌の表面にあらわれたということです。

<特徴>
左右バラバラに生じた円形状で日光の当たりやすい頬の高いところにできやすいです。表面がつるつるとしており、シミの境界ははっきりとしているといった特徴があります。30代以降、加齢にしたがって出現してきて、悪化すると数が増えたり、色が濃くなったりしてひどくなっていきます。

炎症後色素沈着

□ニキビの痕や摩擦による肌の炎症のあとにできた
□炎症による赤みが引いたら、茶色になってきた
□年齢は関係なく、気が付いたらできていた

<シミができる原因>
生まれつきのシミではなく、ニキビ痕、蚊にさされてかきむしったあと、ケガや火傷、かぶれなどによって肌に炎症が起こったあとにできる色素沈着のことです。ゴシゴシと強すぎる洗顔など間違ったスキンケアもシミを招く原因となります。

<特徴>
こちらのシミは数年で消えるものがありますが、そこに日焼けをすると老人性色素斑をともなうことになり、消えなくなります。一般的なシミとは違い、赤色から茶色に変化し、シミの境界が分かりにくい特徴があります。年齢問わずにいつでもできてしまう可能性があるので要注意です。

そばかす

□目の下から鼻にかけて小さい点々のシミが散らばっている
□幼い頃からできていた
□家族の中にそばかすの人がいる

<シミができる原因>
そばかすもシミの一種ですが、生まれつき(遺伝性)のシミです。

<特徴>
おもに目の下(頬骨)と鼻の頭に小さな点々が横一線に生じています。色白の欧米人によくみられ、日本人では肌が白くて乾燥肌の女性にできやすいです。紫外線などに当たらない幼少期の頃から発症し、思春期くらいがもっとも目立つといわれています。そばかすの症状も大量の紫外線を浴びると悪化する傾向にあるので要注意です。

肝斑(かんぱん)

□左右対称にできている
□頬骨から目尻にかけてあざのようなモヤモヤとした模様である
□妊娠中、あるいは更年期である
□長期間ピルを服用している

<シミができる原因>
肝斑(かんぱん)は、女性ホルモンのバランスが乱れやすい妊娠中や更年期にかけて発症しやすいといわれています。長期間ピルを服用しているときもできやすいです。過労やストレスなど精神的なダメージでシミが濃くなってしまいます。

<特徴>
頬骨を中心にして左右対称に、モヤっと広がっているのが特徴です。女性特有のシミで、女性ホルモンのバランスが崩れやすい妊娠中や更年期に発症しやすいです。妊娠をきっかけにできたシミは、出産後3か月もすれば自然と消えていくものがほとんどですが、紫外線やストレスによってシミが濃くなることもあるので十分に気をつけましょう。

【シミの種類別】 シミを消すための対処法について紹介

「老人性色素斑」によるシミを消すには

でき始めてすぐの薄いシミは、セルフケアで消すことが可能です。丁寧な洗顔で十分な保湿ケア、美白成分が入った化粧品、そして、週に2回ほどのピーリングなどを一通り行うことである程度の効果がみられるでしょう。

ハイドロキノンとレチノイン酸の塗布もケアも効果的です。レチノイン酸でターンオーバーを促して古くなった角質を取り除くことでシミを薄くすることが可能に!ハイドロキノンは“肌の漂白剤”と呼ばれるほどの美白作用があり、メラニン色素をつくるチロシナーゼ酵素の働きを抑えてシミを消しやすくなるでしょう。

くっきりとできてしまったシミの場合、セルフケアで消すのは困難ですので、皮膚科や美容外科クリニックでレーザー治療を受けてみてはいかがでしょうか。一定の波長の光をピンポイントでシミに照射することで、標的となった色素細胞のみを破壊します。破壊されたメラニンは、ターンオーバーによって数か月で排出されてシミが消えていきます。

「炎症後色素沈着」によるシミを消すには

肌の炎症によってできるシミということで、熱を与えるレーザー治療は向いていません。本格的にシミを消したいなら、ビタミンCのイオン導入やケミカルピーリングをおすすめします。ケミカルピーリングとは、AHAやBHBなどの酸をつかって古い角質を剥がしてターンオーバーを活性化させ、メラニンの排出を促していく施術法のこと。

皮膚科や美容外科などで本格的なケミカルピーリングを行うのもよいですし、セルフケアとしてAHA配合の石鹸で週に2回ほど根気よくケアしてみてください。ピーリングと併用して体内からのケアも行いましょう。ビタミンCが含んだ野菜や果物を積極的に摂る習慣を。

ビタミンCの一日の摂取量は、お肌には3000㎎ほど理想といわれています。食生活で十分な量を摂りきれない場合は、サプリメントや内服薬を利用するのも賢い方法といえるでしょう。

「そばかす」を消すには

そばかすは、生まれつき(遺伝性)のシミなので、セルフケアで完全に消すことは難しいです。そばかすを消す方法として効果的なのが、フォトフェイシャル(IPL)やレーザーフェイシャルです。

セルフケアで完全にそばかすを消すことはできませんが、日頃から紫外線対策をしたり、L-システインやビタミンCが配合されているサプリメントを摂取してターンオーバーを促進するなどの習慣によってそばかすを薄くすることは可能でしょう。

「肝斑(かんぱん)」を消すには

肝斑には、トラネキサム酸の服用がもっとも効果的です。トラネキサム酸は、もともと止血剤の一種でした。しかし、チロシナーゼの働きを抑制し、メラニン生成を抑えることが分かってからは、肝斑の治療薬としても使用されるようになりました。

また、トラネキサム酸の内服薬と合わせてビタミンC誘導体のイオン導入を行うとなお効果的です。一般的にシミ治療に行われているレーザー治療は、肝斑の治療としては不向きです。逆にシミを濃くしてしまうので注意が必要です。

まとめ

あなたのシミの種類はいったいどれだったでしょうか?シミは、原因やよくできる箇所、形状、広がり方などによっていくつかの種類に分けられます。そのシミの種類にあった対処策をぜひとも心かけてみてください。

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