食事の見直しはダイエットの基本!まずは何から始めたら良いの?
食事によるダイエットに挫折してしまう大きな原因が、知識不足によるもの。「何を食べれば良いのか」そんな悩みを抱えている人もいるでしょう。実はダイエット向けの食品は、多く存在します。
食品に関する知識を知り、ぜひ悩みを解消してください。
食事によるダイエットで確認するポイント
食事のメニューを決める前に、まずは大切なポイントを確認しておきましょう。いきなり食事から入ると、失敗しやすくなります。
1.普段からどんな食事を取っているか
「ストレスが強い日は、つい食べ過ぎてしまう」「塩分や白砂糖が多い食事が中心」そんな経験がないでしょうか。食事によるダイエットを成功させるには、塩分・糖分・脂質などを総合的に判断していくことが重要です。
しかし食べる量が極端に増える・自律神経を乱す可能性がある塩分や白砂糖を多く取る。
食生活の乱れが起きれば、管理が難しくなります。
「自分の食事には、どんな傾向があるのか」を把握していれば、食事の計画が立てやすくなるでしょう。
2.食事をしているタイミング
食事によるダイエットを成功させるためには、食事の内容はもちろん食べるタイミングも重要です。「普段どんなタイミングで食事しているか」を知っていれば、より効率的なダイエットにつながっていくでしょう。
食事の基本は時間を空けすぎず、細かく分けて取っていくことです。なぜドカ食いがダメなのか?ドカ食いすると血糖値が急激に上昇。糖を脂肪に変えるインスリンが大量に分泌されます。
血糖値の上昇を緩やかにしていくためには、一気に食べずに時間を空けていくことが大切です。食事が胃にとどまる時間は2~3時間といわれています。朝食が9時なら、昼食は12時の間隔で取っていくと良いでしょう。
3.ダイエットの目標を決める
ダイエットは時に過酷です。目的地がはっきりしていない状態で旅を始めれば、挫折する可能性が高くなるでしょう。あいまいな目標は決めず、5キロ、10キロと具体的な目標を決めていくことが大切です。
体重の大幅な減少を目的にしている場合、挫折するリスクが高くなります。
10キロならまずは5キロ・20キロならまずは10キロといったように、小さなゴールを設定すると挫折しにくくなるためおすすめです。
食事によるダイエットにおすすめ!3つの食品
食事によるダイエットを成功させるカギは、ダイエットとの相性が良い食品を知っていることです。食事にちょっとずつ取り入れ、食生活を改善させていきましょう。
1.ダイエットの鉄板!大豆食品
「ダイエットを始めるなら、まずは大豆食品!」といわれるほど、人気が高い食品。女性ホルモンの安定を助けるイソフラボンや豊富な植物性たんぱく質が含まれます。女性ホルモンが乱れると自律神経に影響。
血行不良の原因となり、ダイエットを阻害する恐れが考えられるでしょう。ダイエット中はたんぱく質が不足しがちなため、植物性たんぱく質が含まれる大豆食品を取れば体調が安定しやすくなります。
豆乳・味噌・醤油・納豆などを、うまくメニューに取り入れてみてください。
2.腸内環境を整える発酵食品
発酵食品は善玉菌の数を増やして、腸内環境を安定させてくれる頼もしい食品です。悪玉菌が腸内に増えると、胃の動きが悪くなり便秘になる可能性があります。
便秘が発生すれば、自律神経の乱れ・ポッコリお腹・イライラ・不快感が発生する恐れも考えられるでしょう。ダイエット中は、身体の変化によって体調不良になりがちです。
発酵食品を利用して腸内の善玉菌を増やし、体調を整えれば効率的なダイエットにつながります。
ヨーグルト・漬物・チーズなどを取り入れてみてください。
3.糖の吸収を穏やかにする野菜
食物繊維が豊富な野菜は吸収が穏やかな食品です。吸収が穏やか=血糖値の急上昇を抑えられる。消化に時間がかかるため、食べ過ぎの予防にもつながります。
特にアスパラガス・キャベツといった噛み応えがある野菜を選べば、咀嚼によって満腹中枢が満たされおすすめです。
逆に食べないほうが良い食品
1.清涼飲料水
「たまのご褒美なら・・・」と、ダイエット中でも清涼飲料水を飲んでいる人が少なくないかもしれません。しかし食事によるダイエットを意識するなら、清涼飲料水は大敵です。
清涼飲料水には大量に白砂糖が使われているだけではなく、「食べがい」がないためつい飲みすぎてしまう可能性も。白砂糖を摂取している実感も抱きにくく、ダイエットには向きません。
2.丼もの
丼ものは見た目を良くするため、多くご飯が盛られる傾向にあります。脂質の多い総菜が乗った丼ものも多く、ダイエットには不向きといえるでしょう。
どうしても丼ものを食べたいときは、野菜を中心にしたヘルシーなメニューを選んでみるのも手です。
食事によるダイエットの辛さは工夫で乗り切ろう
「食事によるダイエットはつらい」というイメージが強く、挑戦する前からあきらめてしまう人が少なくありません。確かにダイエット中の食事は、制限されることが多いです。
しかし食事計画にうまくダイエット向けの食品を取り入れることで、ストレスを軽減できます。食事のタイミングにも注目しつつ、ぜひ目標を達成してください。